索引作成システム
索引を備えた書籍の作成
索引を備えた書籍の制作過程は、かなりご負担の多い作業ではないでしょうか。
弊社では、念願であった索引作成システムをいち早く導入いたしました。
十分ご理解いただけますよう、作成現場でのデモンストレーションも行っておりますので、お気軽にお問い合せください。
索引作成システムの機能
リアルタイムなノンブルの抽出
索引項目を本文データへ直接マーキング(タグ打ち)することで、いつでも、いくつでも抽出でき、また、文字としては現れないあらゆる情報を織り込むことができます。
索引項目最大6種類まで同時抽出
例 : 索引、事項、人物、図表 …etc.
本文上と索引上での異表記にも対応
例 : 本文表記/カエサル→索引項目/シーザー
索引項目の親子関係等に対応
例 : 索引、事項、人物、図表 …etc.
アルファベットと日本語の混交表記に対応
索引項目を本文データへ直接マーキング(タグ打ち)することで、いつでも、いくつでも抽出でき、また、文字としては現れないあらゆる情報を織り込むことができます。
ページ番号区切り表記の自動発生
例 : 索引、事項、人物、図表 …etc.
ページ番号区切り表記の自動発生
索引上のノンブル表記はカンマ(,)またはダーシ(‐)のいずれか、またはその組合せで自動発生します。
ワンソース・マルチユース
抽出したCSV形式の索引データを編集後、本文データに書き戻して保存することで、書籍印刷以外のメディア(XML利用や電子出版) で多角的に利用可能となります。
索引作成機能をご利用いただくことの「メリット」とは
(1)再版時の本訂正にも対応
再版時の本文訂正があった場合も、索引項目のノンブルが自動的に変更されます。
(2)煩雑作業からの解放
煩雑作業から解放され、索引構想そのものや本文の校正にウェイトをおくことができます。
(3)XML対応
XML対応であり電子出版、web環境で本文-索引間がリンクされ、新たな組み直しの手間がかかりません。
索引作成機能のポイント
索引作成用エクセルゲラでの校正
本文より抽出したCSV形式の索引データをエクセル表に取り込んだゲラ上で、以下の項目を校正していただきます。
(1)ID カテゴリー
(2)よみ 索引文字のよみ
(3)キー サブよみ(孫引等)
(4)印刷 索引印刷時の印字
(5)関係 孫引階層(10階層まで)
以上を、本文に戻して索引の本組に入ります。
※エクセルゲラ上で吟味することにより、本文データに連動したまま索引データを書き戻すことが可能となります。
本組された索引で訂正する場合の留意点
索引の全体構成が固まらない段階ですと、索引用エクセルゲラでは視覚的にイメージし難いため、どうしても本組した状態で
初めて本格的な訂正をなさるケースもあります。この場合は、本文校正と切り離して別進行となります。
(1)索引項目としてのタグの無いデータ保存となるため、以後の索引や本文の訂正は(再販時も含む)、手作業での
ノンブル追跡となります。
(2)また、電子出版・web環境で、本文と索引のリンク機能を持たせるには、新たな組み直しのコストが生じます。